
美容鍼というと、「気になるところに鍼を打つもの」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
でも私は、「どこに」「どの方向から」「どの深さで」アプローチするか。ここが施術でいちばん大切な部分だと考えています。
今日は、普段あまりお伝えする機会のない「鍼の深さ」についてお話しします。
■ お顔は、場所によって「つくり」が違います
お顔の皮膚は、表面から順に表皮・真皮・皮下組織があり、その下に表情筋があります。ただ、その厚みや構造は部位によって大きく異なります。
たとえば、
・目の下:皮膚がとても薄く、デリケートな部位
・ほうれい線まわり:表情筋の動きが大きく、頬の皮膚やたるみの状態も関わる部位
・額・こめかみ:骨に近く、筋肉の緊張が出やすい部位
同じ「お顔」でも、これだけ状態が違います。ですから、すべての部位に同じ深さ、同じ角度で鍼を入れる、ということはありません。
■ 悩みは同じでも、お顔は一人ひとり違います
「目の下が気になる」というお悩みひとつをとっても、
・皮膚が薄くて乾燥しやすい方
・むくみやすい方
・睡眠不足や疲れが顔に出やすい方
・表情のクセで、特定の筋肉が緊張している方
など、背景はさまざまです。
そのため私は、施術の前にお顔の状態を拝見し、肌の厚みや張り、筋肉のこわばり、むくみの出方などを確認します。そのうえで、部位ごとに角度や深さを調整しています。
■ 深さは「浅い・深い」ではなく、「目的に合っているか」で決めています
美容鍼の深さに、一つの正解はありません。
表面のお肌にアプローチしたい部位もあれば、その奥にある筋肉のこわばりまでしっかり届かせたい部位もあります。私は、必要な部位には、ためらわずに深くアプローチすることを大切にしています。
ただし、むやみに深く入れているわけではありません。
お顔は、部位によって皮膚の厚みも、筋肉の位置も、血管や神経の走り方も違います。だからこそ、
・そこに何があるのか(解剖の理解)
・どの方向から入れるのか
・どこまで届かせるのか
を一つひとつ考えたうえで、深さを決めています。
看護師として学んできた解剖や人体の知識が、この判断の土台になっています。しっかりアプローチするからこそ、安全への配慮は欠かさないようにしています。
※効果の感じ方には個人差があります。
■ 一人で運営しているからこそ、最初から最後まで私が向き合います
美楽鍼は、スタッフを雇わず、私一人で運営している個人サロンです。
カウンセリングから施術、仕上がりの確認まで、すべて私が担当します。お顔の状態の変化を、その日だけでなく通っていただくなかで見ていけること。それは、一人サロンならではの良さだと思っています。
目には見えない「深さ」や「角度」といった部分にも、私なりのこだわりがあります。
「美楽鍼に来てよかった」
そう思っていただけるように、今日も一人ひとりのお顔と、真剣に向き合っています。
美容鍼が初めての方も、他のサロンで受けたことがある方も、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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