
「鍼は、ベッドに横になって受けるもの」。
そう思っている方は多いと思います。
でも実は、椅子に座ったまま、足に鍼をする施術もあります。今日は、この「座ったまま、足に鍼」について書きます。
服を脱がなくていい、という安心感
足への施術は、膝から下を出せれば受けられます。着替えもほとんど必要なく、緊張しやすい初めての方でも、気持ちのハードルが低い受け方です。「鍼は気になるけど、横になるのは構えてしまう」という方の入口にもなります。
電気を流すと、どんな感覚?
鍼に微弱な電気を流す方法(鍼通電)では、筋肉がトン、トンとリズムよく動くような感覚が出ます。
ビリビリと強く痛むものではありません。
ただ、感じ方には個人差があるので、強さは必ずその場で確認しながら調整します。
「強すぎる」「物足りない」は、遠慮なく教えてください。
なぜ「足」なのか
ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓へ押し戻すポンプの役割をしています。座りっぱなしや運動不足で動きが少ないと、夕方に足が重く感じやすくなります。
電気で筋肉を動かす刺激は、その筋肉に「動いて」と合図を送るようなものです。
また、東洋医学の考え方では、足には全身の調子を整えるために使われるツボが多くあります。足への施術を、体全体を整える入口として使うこともあります。
正直にお伝えしたいこと
変化の出方には個人差があり、効果をお約束するものではありません。
「これで必ず足がすっきりします」とは言えません。だからこそ、その日の状態を確認しながら、無理のない範囲で行います。
受ける前にお伝えいただきたいこと
– ペースメーカーなど、体内に医療機器が入っている方(電気刺激に注意が必要です)
– 妊娠中、または可能性がある方
– 血をサラサラにするお薬を使っている方、出血しやすい方
– 当日の体調が優れない方
鍼は、必ずしも横になって受けるものではありません。
座ったまま、足から。
そんな気軽な入口もあります。
「鍼に興味はあるけれど、一歩が出ない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
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